▶ホーム ▶国産小麦とは
現代の日本では食生活の多様化により、パンや麺類を中心に小麦の需要は高まっています。
ですが、日本の国内で1年間に食べられる小麦のうち、国内で作られているのはわずかに14%。
残りの86%は輸入にたよっています。
ですが近年、パンや麺類を中心に国産小麦を使用した商品の人気が高まっており、輸入小麦においても価格の上昇傾向などから国産に切り替える食品メーカーも見られます。
上記に書いた通り、世界的な小麦の需要拡大に伴い、輸入小麦の価格が近年再び上昇しています。
(2024年1月時点)
またアメリカ産やカナダ産の天候不順による不作、輸送コストの増大、ウクライナ危機に伴う同国産小麦の供給量の減少なども価格上昇の原因となっております。そのため、一部の食品メーカーや飲食店、大手コンビニチェーンでは安定的に供給が出来る国産小麦に切り替える動きも見られます。
小麦の国内需給率を向上させるため、品質を向上させた新しい品種の生産や、小麦の栽培に適した農地の整備など国産でできるものはできるだけ国産に戻していく、という取り組みが広まっています。当社(有)インフィニティーでもこのような「食料自給率の低下」という社会課題の解決に貢献していくため、国産小麦の生産に取り組んでまいります。
ポストハーベストとは収穫された後に収穫物である果物や穀物、野菜に散布する農薬のことです。日本国内ではポストハーベスト農薬の使用は法律上、禁止されております。
輸入小麦は、保管・輸送中の害虫被害を防ぐために、収穫後の農産物に農薬を散布するポストハーベストが使われています。
食品衛生法によって使用可能な薬剤や安全とされる基準値が定められており、日本に輸入される小麦はこれをクリアした安全なものですが、健康への不安の声も聞かれます。
国産小麦は、収穫後に農薬を使用するポストハーベストは使われていませんので、健康への心配が少なくなります。
実際に、農民連食品分析センターが行ったパン類の残留農薬に関する調査では、微量の有機リン系農薬が検出されました。ポストハーベストにも使われる殺虫剤の有機リン系農薬は、神経機能を乱す効果があるもので、大量に摂取すれば人間にも影響を及ぼす可能性はあります。
ポストハーベスト農薬を使用しない国産小麦のほうが、安全性が高いといえます。
最近になり石臼の性能が見直されるれるようになりました。
機械製粉に対して食物の栄養素を破壊しない、食物繊維をズタズタに引き千切らないなどの理由で、良く目立てされた石臼は、小麦の味や食感、香りを最大限に引き出すことができます。
一般の花崗岩よりもマイクロクラック(目に見えない小さな裂け目)が少ないのが特徴で国内産では最高級と言われる羽黒青糠目石で目立てした石臼で時間をかけ挽きました。
粗めのふすま入りで小麦本来の味わいと香りをお楽しみください。
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